IPAについて考える

構音障害

IPAについて考える

おくらら
おくらら

IPAについて考えるというタイトルですが、復習という感じです。
IPAを確認しながら運動がわかりやすいホームページを紹介します。
言語聴覚士になってからでも参考になるホームページですので是非‼

IPAの確認

言語聴覚士の養成校で必ず音声学の中でIPAを学び、音声表記や音素表記として使用することが多いと思います。僕の大学院での教授は音声学者なので精密表記可能でしたが、多くの言語聴覚士が簡略表記が限界だと思います。言語聴覚士の臨床ではそれで十分ですし、日本語表記でもカルテでは問題ないと思います。

ではなぜIPAを把握する必要があるのでしょうか。単純に共通言語が必要だからですね。子音と母音の性質を理解するのに必要な情報が多いですし便利です。

とりあえず、IPAの表をながめてみましょう。

IPAはInternational Phonetic Alphabetの頭文字で、日本語では「国際音声字母」又は「国際音声記号」と呼ばれる。(略)人間が音声器官を動かして音を発することを調音と呼ぶが、IPAの基本的な発想は、多種多様な言語音を母音と子音の2種類に大別し、それぞれを調音の仕方によって細かく分類し、そうやって分類された音の一つ一つに記号を充てるというものである。

木村 琢也, 小林 篤志.IPA(国際音声記号)の基礎 : 言語学・音声学を学んでいない人のために.日本音響学会誌.66巻4号.2010

今となってはこれだけでもイメージできるようになりました。

ただ、学生の頃はわかりにくくなかったですか?わかるようでわからないことありませんでしたか?
最初は、記号から運動への変換は難しいと思います。

そんな時のおすすめはQueen Margaret University Edinburghのホームページが分かりやすいです。
他の大学でもありますが、僕はもっぱらここを参考にしています。

MRIや超音波での画像が視覚化できるので参考になると思います。あらためてこれで聞くと/r/と/ɾ/の違いが明確ですね。全然運動が違うことがわかります。

自身の調音の勉強にも使っていますが、僕は授業でもこれを使っています。
無料ですが十分勉強になると本当におすすめです。

IPAのことよりもQueen Margaret University Edinburghの紹介になってしまいましたね。
僕は構音障害がニッチな領域といわれている一つの原因は視覚化しにくい難しさだと思っています。
だからMRIとか超音波とかEPGとか使って視覚化して構音動態がわかればリハビリも楽しくなると思っています。

少しでも構音障害療育に興味を持っていただければ嬉しいです。
これからも色々な視点から考えていきたいですね。
皆さんも気づいたことがあればコメントやコンタクトで意見ください。

引用:木村 琢也, 小林 篤志.IPA(国際音声記号)の基礎 : 言語学・音声学を学んでいない人のために.日本音響学会誌.66巻4号.2010

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